皆様、ごきげんうるわしゅう。
最近、猫の登場率が高く、まるで猫blogではないかと評判の
ぎんぐり劇場でございます。
ほほほ。
ハツ、猫って、結構いろいろいるのよね。
マダム、そりゃ、いっぱいおりますが?野良ちゃんとか?
ぢゃなくって、お寺とかいろんなとこで猫をお祀りしてたりするじゃない。
・・・ああ・・・!
行った事ないのよね。
思えば、東京生まれ&育ちの私たちですが、猫にまつわる場所はおろか、
案外、東京名所といわれる場所へ行った事がありません。
「名所旧跡」巡りを始めるようになると、いいかげんいいトシではないか。
とも思いますが、思い立ったら吉日。
日頃、出不精な二人組ですが、膝も完治に近いハツとオマール、出かける事にいたしました。
というわけで、家を後にした先は・・・。
井伊家に縁があるわけではありませんが、豪徳寺には招き猫(豪徳寺では招福猫児)を祀る招猫殿があります。
これは、行ってみなくては。
と、昨日のお彼岸の中日、
生け垣の中から顔を出す素っ頓狂な彼岸花を横目で眺めながら、
豪徳寺へと向かったのでございます。
むし暑い住宅地を通り抜けて、山門にたどりついたころには曇り空。
立ち入り禁止の三重の塔。
ひとりぽっちの狛犬さん。ほんとは、お線香の煙もうもうの爐。
ハツは、前に一人で来た事があり、ずらっと並んだ招き猫や、猫神様が祀られた招猫殿をのぞき見た記憶があります。
が、思いの外広い境内、見つかりません。
・・・見つからない・・・
・・・見つからない・・・
ハツ、夢を見たんじゃないの?
そんなことはありませぬー。
でも、あの日は暑かった。とてつもなく暑く、ふらふらと巡った境内。
丁度、京極夏彦の『百器徒然袋−風』収録の『五徳猫』*を
読了したばかりの頃。
関口君のやうに、目眩を覚えつつ歩いた境内。白く霞む砂利。
陽炎ごしに眺めた輪郭の歪んだ白塀。
夢であったのだらうか・・・
!!ありました!夢だないのよ。
満願成就した招き猫を奉納する奉納所。
木陰の薄暗くひいやりした空気の中、白ひ招き猫が浮かび上がってゐる・・・。
招猫殿です。ご本尊が祀られている場所に、確かに招き猫がいます。
どなたの絵なのでしょうか。かなーり、怖かったです。
どこへ招かれてしまうのでしょうか・・・・。どきどき。
社務所でいただいた御札。
ご祈祷申込書見本には
豪徳寺たまと書いてあったので、
猫用でも良いのでしょうか?とおそるおそる尋ねたところ、
ご快諾下さったので、お願いしました。
(注:オマール屋敷とあるところには、実際の住所が入ります。ぷらいだしー保護のため、画像修正してあります)
なぜ、目をそらす。ぎんぽんっ!
この招き猫は、日本で一番きれいなお顔の招き猫と言われていると聞いた事があります。
あの
ひこにゃんのモデルです。
似てないけど、井伊家(彦根藩)つながりでモデルとなったのですね。
何かご祈願があったら、もう一度奉納に行って来ましょうね。
じゃ、だいなもんど。
ぐりちゃん! これは応募券ぢゃないのっ。
*五徳猫は、豪徳寺の招き猫が、物語の大きなモチーフになっています
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下の張り紙を見た後、樹上を見上げて歩きましたが、いませんでした。
・・・サル。
お彼岸の中日、サルもかき入れ時でしょうね、ハツ。
迷いザルのかき入れ時・・・はて・・・。
合掌は 寺の句点と 覚えたり−−−ハツ
受付に届けたら、どうなっちゃうのー?ハツっ!?
こちらは、豪徳寺近くの八幡様。そして、龍のげー。
<ハツの一言>
ハツが探しているものがあります。
千葉県のどこか。
漁港に近い寺社で、鯛の張り子(の・ようなもの)を社務所で扱っているところがあるのです。
確か、豊漁を願ってのものだったと。
小湊だったか・・・・?まったくうろ覚えなのですが、「知ってる!」という方、
右サイドのバーのアドレス、もしくは、コメント欄でお教え下さい。
ぜひ、訪ねてみたいのです。むちゃくちゃツボでした。
え?何で見たかって?
十年ほど前のNHK海外向け放送の番組と番組に挟まった場つなぎの数分プログラムで見ましたの。